従来、骨折治療には固定の際に金属製のボルトなどが使われていますが、 金属製のボルトは骨に比べて柔軟性がなく、衝撃により2次骨折を引き起こす ことが問題視されており、治癒後にボルトを引き抜く手術が必要となりますが、 島根大学整形外科学の内尾祐司教授らの発案で 骨を素材にしたボルトを埋め込むことで、治癒後も抜く必要のない治療ができることを 証明されています。
しかし、そのためには手術中に手術室内で必要なサイズのネジを加工できる 機械が必要でした。
その折に、当社の小型加工機が目に留まり、 独自に手術用に滅菌対応が可能な加工機を開発し、臨床試験に用い、 いままでに何例もの症例を成功されております。 (※あくまで現状では研究段階です。製品化はされていません。)